阪南大学では、パソコンを活用した授業の充実をめざすため、BYODを導入しています。BYOD導入により令和6年度入学生は、ノートパソコンが必携となります。
近い将来、到来が予想されるSociety5.0と呼ばれる社会では、すべてのビジネスマンにAIやデータサイエンスの利活用に関する知識が要求されると言われています。
阪南大学では、このSociety5.0社会に対応する人材を育成すべく、学生一人ひとりが自分自身のパソコンを持参するBYOD(Bring Your Own Device)を導入し、時間や場所の制限を受けることなく常に学べる環境を作りたいと考えています。全学生はMicrosoftのWord、Excelをはじめとする「Microsoft365」が無償で利用でき、授業資料の確認や課題の提出、出席やお知らせの確認等が可能となる統合ポータルサイトシステム「阪南UNIPA」も導入し、BYODが十分活用できるICT環境を整備しています。阪南大学の取り組みについてぜひご理解いただき、入学にあたっては、必ずノートパソコンをご準備いただくよう、よろしくお願いいたします。
阪南大学
●BYOD(Bring Your Own Device)とは…
個人のノートパソコンを学校や職場に持ち込み活用することです。
個人専用パソコンであるため、自由にカスタマイズすることが可能で、自宅で予習したものをそのまま大学の授業に活用できる等メリットが多く、数多くの大学が導入しています。
阪南大学では、全新入生に情報処理授業をご自身のノートパソコンで受講していただきます。それ以外の授業でも、 レポート課題の作成、プレゼンテーション資料の作成やプレゼンテーションアプリを使用する機会などが多くあります。
国際・経済・経営学部は推奨スペックを、総合情報学部は必須スペックを基準に選ぶのがおすすめ!!
- | 必須スペック | 推奨スペック |
CPU | Intel Celeron以上 | Intel Core i3以上 |
メモリ | メモリ4GB以上 | メモリ8GB以上 |
ストレージ | SSD64GB以上 | SSD128GB以上 |
- | 必須スペック | 推奨スペック |
CPU | Intel Core i5以上 | Intel Core i7以上 |
メモリ | メモリ8GB以上 | メモリ16GB以上 |
ストレージ | SSD128GB以上 | SSD128GB以上 |
高校までとの違いに戸惑いました
私が入学した当初はまだコロナの影響もあり、オンラインでの授業が多く残っていました。当時はオンデマンド型(講義が配信されて自分のタイミングで受講)の講義も多かったですが、中にはリアルタイムでのオンライン講義もありました。リアルタイムで参加するオンライン講義は、高校でも経験していましたが、高校で使っていたのはGoogleclassroomで、大学ではTeamsやZoomを使用しました。周りの人も不慣れな方が多く、大勢の授業でカメラやマイクが入ってしまったり、画面共有がうまくいかずに困ったりしている人もいました。コロナも落ち着き、現在は対面授業がほとんどですが、オンライン授業もたまにあります。たまにしかないからこそ、失敗しないように気を付けてください。
パソコンを使って授業を受ける
大学の授業は「必修」や「選択」などの区分がありますが、多くの授業では教科書以外に資料の配布があります。配布された資料をベースに授業が進み、先生の講義内容や自分で気付いた点を資料に書き込み、学習を進めていくことがよくあります。資料はプリント配布されることもありますが、データで配布されることもあります。データは「UNIPA(ユニパ)」システムを通じて各自のパソコンにダウンロードします。1年生の前期を振り返ると、月曜から金曜まで、何かしらの授業でデータ配布があり、ほぼ毎日パソコンを持って通学していました。ほとんどの人はWindowsのパソコンで、1年生の半分ぐらいは生協推奨パソコンを使っていると思います。一部の人はMacBookを使っていますが、情報処理の授業はWindowsの操作方法で進むので、操作をわかっていない人は難しいと思います。
勉学だけでなく、サークルや趣味、情報発信、語学学習や資格取得など、パソコンにできることは無限。自分にとって新しい世界を開くドアともいえます。
忙しい大学生にとって、効率よく学び、作業するスキルの習得は必須です。
大学生はレポートや授業の準備、オンライン講義などでとにかくパソコンを使います。オンラインと対面の講義が同日にある場合は大学にパソコンを持ってくることになります。上級生になれば就職活動や卒論の準備などでパソコンを独占してしまうことになります。ぜひ自分専用のパソコンを準備されることをおすすめします。家族共用のパソコンや大学備え付けのパソコンは、使いたい時にいつでも使えるわけではありません。パソコンは通学途中や授業の合間など、空いた時間にいつでも使えることが重要です。